私が一瞬にして一目惚れするような絵画作品は 後にも先にもおそらくこれだけ。
初めて見たときの衝撃は、信じられないくらいに大きくて。人間に一目惚れってのはしたことないのですが、もしあるとしたら きっとこんな感じではないだろうか!!と思います。動けない・・・です。時間が止まってしまう感じ。「うわ。」って息を吸い込んだまま、吐き出せないのです。”出会いは、突然。”なかなか憧れのシチュエーションです。
ある日、いつものお店に車でヘロヘロと 晩御飯の買出しに行ったのです。そしたら駐車場が1つだけ空いていて、「ラッキー!」と思ったら、逆走してきた おばちゃんカーが めちゃくちゃ上手い車庫入れを披露してくれました。負けた私は 仕方なく他のお店に行くことに。今思うと、『ありがとう おばちゃん』。そこでたまたま開催されていたのです、展示会が!
暇だし少し見ていこうかと立ち寄った瞬間から、きっと私の人生 方向が少し変わった。
何が展示されていたのかはもうハッキリ覚えていないけれど 確かカプリコーナス、スコーピアス、クリスタルイブニング・・・
「うわぁ、すごい水感!」。しばし眺めてから、通路に沿って回り込んだ場所にサジタリウスがいて
「!!!」。
息ができなかったのを覚えています。当時の詳細を勢いに任せて書き連ねた感想文を、KAGAYA先生に
お送りしたのですが 今となってはよく覚えていません・・・。
ただ、「あぁ、もう私は この絵に魂抜かれた!!」と思ったのは確実。それまでに過ごしてきた
日々の中では表に出しようが無かった感情が一気に噴き出す感じ。
絵から伝わる印象は、百人いればきっと百通り。眺めれば眺めるほどに、さまざまな思いが廻って いろんなことを考えて、自分の知らない一面に気づいて。サジタリウスからもらったものは 心が穏やかになれる満足感、先を考えて自分を見つめる勇気、何気ない日々の元気・・・そして今の自分。それほど強烈にメッセージを与えてくれる絵は初めてだった。というより、そんなことが自分に起こるとは思ってもみなかった。絵はただの鑑賞物。そんな風に思っていたのに。
そして恋愛感情は時間が経てばゆっくり形を変えていくでしょう?(いや、他の人は違うかもしれない。私の場合はそうなのです。)サジタリウスをお迎えして6年、出会った当時の激しい感情は今は穏やかに大切な感情になっています。まさに家族ですね(笑)。当時(2001年)はまだKAGAYA作品はアートコレクションハウス専売になりかけの時期だったので 私のサジタリウスは少し額装が違います。それもあって、今もアートコレクションハウスの展示会でサジタリウスを見たときなどのフトした瞬間に「私のサジタリウスはちょっと特別♪」と、また愛しくなってしまうのです。